「今日、解決はしない」ことをテーマに

「女性の活躍推進」や「健康経営」などの観点や、またここ数年「生理の貧困」という言葉が話題になり、学校や公共施設に生理用品が設置されるなど、「生理」に対する社会の注目は高まっています。

しかし、その一方で生理についてはタブーと感じる人がいたり、正しい知識や理解がなかったり、女性同士でも分かり合えているとは限らなかったり…話題にするのが難しい問題です。

実はRKKでも、おそらく他の多くの会社と同じように「生理」について考えたり話したりする機会はありませんでした。今回、開局70周年記念特番でテーマの一つとして「生理」を扱うことになり、RKK社内で「生理痛体験研修」を実施することになりました。

開局以来初めて「生理」について考えてみた

研修に参加したのは、RKKで働く20代から60代までの男女20人。会社で生理の話を聞くのは初めてのことで、皆いつになく緊張していました。

研修を行うのは、大学教授などの研究者が集まって起業した大阪のベンチャー企業、大阪ヒートクール株式会社。

女子学生の発案で開発した生理痛を疑似体験できる装置を使って、全国で研修を行っています。

生理痛体験に使用する装置は、電極パッドを下腹部に貼り、電気で腹筋を刺激することで、生理痛を「弱」「中」「強」と段階的に疑似体験できるというものです。

田名網駿一アナウンサーが体験します。

体験スタッフ「まず弱から。」

田名網アナ「おお…おお!ダメだ 俺『弱』でもけっこうきてます」

そこからレベルを上げていくと…