強い寒気の影響で、16日の宮城県内は、各地で雪が降り、仙台市中心部でも雪景色となりました。雪の峠は超えましたが、道路に積もった雪が凍結するおそれがあるため、車を運転する際は、スリップに注意が必要です。
冬型の気圧配置が続き、上空に強い寒気が流れ込んだため、16日朝の県内は、各地で雪が降り積もりました。ひと晩で雪景色となった仙台市中心部では、足元を気にしながら通勤・通学する人の姿が目立ちました。

雪が最も積もった時の深さは、栗原市駒ノ湯で66センチ、仙台で2センチなどとなっています。
この雪で、県内では、スリップ事故が相次ぎました。県警によりますと、15日午後6時から16日午前8時にかけて、県内では137件のスリップ事故があり、その内、人身事故が1件ありました。このうち、仙台市内では49件のスリップ事故があったということです。警察では、積雪や路面の凍結時に運転する際には、走行速度を落とすほか、車間をいつもより2倍空ける、また、あらかじめ余裕を持った行動を取るよう呼びかけています。
雪の峠は超えましたが、17日朝にかけては、道路に積もった雪が凍結するおそれがあります。車を運転する際は、スリップに注意が必要です。