塩尻市の介護施設で入所者の女性に薬物を飲ませて殺害したとして逮捕された元職員の男が16日、殺人の罪で起訴されました。

起訴されたのは、下諏訪町の無職・望月大輔(もちづき・だいすけ)容疑者41歳で、2022年5月、勤務していた塩尻市の介護施設で、入所者の前田裕子(まえだ・ゆうこ)さん当時77歳に向精神薬を飲ませ殺害したとされています。

望月被告は、自らに処方された薬を飲ませたとみられています。

検察は、望月被告に対して専門家による精神鑑定を行うための鑑定留置を行いましたが、刑事責任を問えると判断し、起訴しました。