インフラの復旧に見通しが立たず、避難所生活が長期化する中、被災地以外に住民たちを移す2次避難の動きが本格化しています。石川県輪島市では坂口市長が避難所を訪れ直接、2次避難を呼びかけました。

坂口市長は15日、輪島市の鳳至小学校を訪れ、2週間経っても避難生活を続ける住民に地元から離れる2次避難を呼びかけました。
坂口 茂輪島市長
「ライフラインの復旧が大変遅くなりそうなので、体を第一に考えて2次避難を考えてしてほしいと思う。

地震で大きな被害を受けた輪島市では、上下水道などインフラの復旧に時間がかかり、病院でも十分な治療ができない状態に陥っています。市長と市民の間ではこんなやりとりが
坂口 茂輪島市長
「ストレスも溜まるもんで一旦外に出るということも考えて、向こうで生活して」住民
「県外ってこと?」
坂口 茂輪島市長
「金沢周辺とか一旦2次避難してお風呂も入れるし、そこで体調を整えてからまた戻ってくる方法もあるので」
住民
「温泉に行ってきなさいと言われてもそれは無理。1か月2か月出なさい言われるとどうすれいいか。今は仮設住宅は申し込んでいる」
県内では1万6700人余りの人が避難生活を続けていて、最も多い輪島市では未だ6355人が避難所で過ごしています。坂口市長は「復旧の見込みはまだたっていないけどやっぱり遅くても3か月以内にはなんとか本復旧は無理。仮設で何とか通すという復旧をやりたい」と復旧に向けた意欲を語りました。

また、輪島市教育委員会は市内の中学生250人の集団避難について、あさって白山市に向けて出発すると明らかにしました。

輪島市教育委員会 小川正教育長
「1月17日水曜日輪島9時に出発。残っている生徒についてはいろんなケースがあるので学校間、その他個々の対応をこちらで情報収集しているので個別に丁寧に対応したい」

生徒たちは白山市の白山青年の家と白山ろく少年自然の家の2か所に分かれ滞在し、最長で2か月間近隣の中学校に通う予定です。

















