被災地に善意を届けます。能登半島地震で被災した人たちを支援しようと15日、岩手県盛岡市の中学生たちが街頭で募金を呼びかけました。

募金を呼びかけたのは盛岡市立仙北中学校の1、2年生約30人です。15日は学校に近い商業施設2か所で横断幕を掲げて買い物客に善意を募りました。生徒たちは冬休み中の元日に発生した能登半島地震で多くの人が被災している姿をテレビなどを通して目の当たりにしました。そして、自分たちに何ができるか考え募金活動を決めたといいます。

(生徒会執行部 佐々木晃祐さん)
「僕たちは2011年に東日本大震災で全国各地、いろいろな国から支援を受けたので、今回はその恩返し。他人事にしないで災害への支援をしてほしいという呼びかけもしていきたい」

仙北中学校は今月10日から12日まで校内で集めた募金と合わせて日本赤十字社岩手県支部を通じ、被災地へ義援金として寄付する予定です。