新潟空港のハルビン線が15日、4年ぶりに再開しました。これでウイルス禍前に運航していた新潟空港の国際線は、全て戻ったことになります。
【記者リポート】「青空の下、4年ぶりにハルビンからの飛行機が新潟に到着します」

15日に再開したのは新型ウイルスの影響で2020年2月以来ストップしていた新潟‐ハルビン線です。中国南方航空の再開便に乗り、103人が新潟にやってきました。

これで新潟空港の国際定期便は、4年ぶりに全て戻ったことになります。

スキーをするために湯沢町へ向かう男性は…
【ハルビン在住】「新潟はスキーをするときに快適です。ハルビンでは滑り出すと寒すぎて耐えがたいところがあります」

ハルビンで旅行会社を経営する女性は新潟の旅行資源を視察したいと話しました。
【旅行会社経営の女性】「「この便は非常に重要で人気になりそうです」

ウイルス禍前、新潟‐ハルビン線は週4便往復。2018年度は、国際線の中では2番目に多いおよそ3万9000人が利用していました。

【記者リポート】「ハルビン線の出発ロビーには、多くの人が列を作っています。久々の再開を喜ぶ声が多いようです。」
【ハルビン出身で新潟市在住の人は】「4年くらい中国に帰っていなくて、久しぶりの里帰りです」


15日はセレモニーが開かれ、路線の再開を祝いました。
【花角知事】「帰省などにも使われる生活路線的なところもあるというふうに思っておりまして、非常に大事にしたい国際線だと思っている」

花角知事は、「便数を増やすべく関係者と連携し、プロモーションに力を入れたい」と述べました。