能登半島地震により線路や駅舎などに被害のあったJR七尾線は、15日から一部の区間で運転を再開しました。

JR西日本は地震の被害により七尾線の運転を取りやめていた区間のうち、15日の始発から、かほく市のJR高松駅とJR羽咋駅の間で、列車の本数を減らして運転を再開しました。

JR羽咋駅

2週間ぶりに運転が再開した羽咋駅では、通学や通勤で利用する人たちの姿が見られ、「やっと学校に行けるのでうれしいです。友達に会えるので」と言った声や「間の区間の被害がすごいので仕方ないなと思いながら、でもやっぱり早く七尾から乗りたいなと思いながら、待ちたいと思う」と言った声が聞かれました。

JR西日本は、羽咋駅と七尾駅の区間について今月22日以降の運転再開を目指して復旧作業を進めています。

JR羽咋駅

一方、七尾駅から和倉温泉駅の間は被害が大きく運転再開の見込みは立っていないということです。特急列車については22日以降は一部の列車のみ金沢駅と七尾駅の間での運転再開を目指し復旧作業が進んでいます。