能登半島地震の被災者の精神的なケアにあたるため、12日、岩手県内から専門チーム「DPAT」が石川県に向け出発しました。
12日、岩手県矢巾町の岩手医科大学附属病院で出発式が行われました。
災害派遣精神医療チーム「DPAT」は、大規模な災害が発生した際に現地に入り、精神的な医療ニーズの把握や被災者の心のケアに取り組む専門チームです。
今回派遣されるのは岩手医科大学附属病院に勤務する医師や保健師など4人で、メンバーの一人、大塚耕太郎医師は東日本大震災や2016年の台風10号豪雨災害の際にも被災者の心のケアにあたりました。
(DPAT 岩手医科大学附属病院 大塚耕太郎 医師)
「災害の時には何よりも手助けが必要。東日本大震災のときもそうでしたが、ニーズはそれぞれの災害で様々ある。一生懸命現場の声を聞かせていただいて、活動したい」
チームは13日夕方には拠点となる七尾市内の病院へ到着し、14日から5日間、石川県内の避難所などで活動する予定です。
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