7月12日、静岡県内では新たに1882人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。静岡県は評価レベルを1から2へと引き上げ、警戒を呼び掛けています。
1882人の感染者を自治体別にみますと、静岡市が過去最多の695人、浜松市も過去最多の476人、磐田市が58人、焼津市が52人、沼津市が51人などとなっています。感染者1人の死亡と5件の新たなクラスターが報告されています。
1日あたりの感染者数は、先週の火曜日のおよそ2.8倍と激増しました。前の週を上回るのは20日連続です。
静岡県内のコロナ患者受け入れ病院の入院者数は127人で、病床使用率も県全体で20%を超えました。
感染は、学校でも拡がっています。静岡市は、12日から市内の12校で14学級の学級閉鎖を、1校で1学年の学年閉鎖を実施すると発表しました。
<静岡県危機管理部 杉山隆通危機報道官>
「本県の評価レベルを本日レベル2に引き上げます。レベル2になるのは、6月9日以来、33日ぶりです」
こうした中、静岡県は12日から国の評価レベルを現在のレベル1「維持すべき」から、レベル2の「警戒を強化すべき」に引き上げました。
静岡県は、熱中症予防に配慮しながら、会話する時の不織布マスク着用の徹底と室内での換気の徹底を呼びかけました。
<静岡県健康福祉部 後藤幹生参事>
「病床占有率は20%台でそれほどひっ迫は始まっていませんが、発熱者の受診ということで外来の方はすでにひっ迫が始まってきているという状況」
感染拡大の最大の要因は「BA.2」から「BA.5」への置き換わりですが、静岡県は、「BA.5」の重症化リスクがはっきりしていないため、当初減らす方針だった病床数550床を維持することを決めました。
また、ワクチン接種から時間が経過し、効果が薄れていることから、旅行や帰省前の3回目、4回目接種を呼びかけています。
新型コロナウイルスの静岡県内での1日あたりの感染者数の推移を見ると、過去最多は第6波のピークだった今年2月5日と8日で、ともに2066人でした。その後、ゆるやかに減っていた感染者数は6月下旬から増加に転じて、7月11日は1882人に急増。過去最多に迫る勢いです。
静岡県は7月12日、国の評価レベルをレベル2の「警戒を強化すべき」に引き上げましたが、引き上げにはいくつかの基準があります。まず、1週間の新規感染者数が2週連続で増加していること。これを満たした上で、次の3つのいずれかの数字が上回ることが条件です。
①直近1週間の10万人あたりの新規感染者数が100人以上
②入院患者数が100人以上
③病床の使用率が20%以上
12日の時点ですべての条件が上回っていますので、「レベル2」への引き上げとなった訳です。
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