全域で断水となった富山県氷見市では復旧工事が急ピッチで進められていますが、依然1780世帯で断水が続いています。

細橋雄太記者:「断水が続いている氷見市久目です。けさから水道菅の復旧作業が急ピッチで進められています」

一時およそ1万4000世帯で断水となった氷見市では、10日午後4時時点で約1780世帯で断水が続いています。

断水している世帯の数は、前の日より半分程度まで解消しましたが、特に液状化の被害が大きい北大町や栄町を中心に復旧の目途は立っていません。

記者:「(断水が)復旧したら何が一番したいですか?」
住民:「そうですね。お風呂入りたいね。お風呂に入るのと、自分の家で洗濯やりたいね」

また、水は通っても濁りがあり、まだ飲み水として利用できない世帯がおよそ1550世帯です。

氷見市によりますと、地震後に確認された水道管の破裂は48件で、うち26件で修理を終えているということです。

氷見市は断水の復旧作業を早く進めるためにも通水した世帯でも節水に努めてほしいと呼びかけています。