高知県宿毛市でブンタンの収穫が最盛期を迎えています。甘みと酸味が程よく入った良い味になっているということです。
宿毛湾を望む山の斜面に広がるブンタン畑。宿毛市ではおよそ50軒の生産者がブンタンを栽培していて土佐市に次ぐ産地です。このうち宿毛市宇須々木(うすすき)で『土佐文旦』の露地栽培を行っている「松岡農園」では1月に入ってからブンタンの収穫が行われています。

10日は午前中に雨が降ったため午後から作業を開始。家族3人がたわわに生った実をハサミで摘み取っていきました。今年は、実が熟す秋に雨が少なかったため水っぽくなく、甘みと酸味が程よく入った良い味になっているといいます。

「松岡農園」を支える若手生産者は日本チャンピオンに輝いたこともある元ボクサー。今年からは『チャンピオン文旦』として売り出しています。
(松岡農園 松岡良太さん)
「ブンタンは愛情をかけたらかけた分だけ返してくれるので、しっかり一年間育ててきたので、おいしく育ったブンタンを食べてもらって少しでも幸せな気持ちになってもらえたら」
「松岡農園」では1月20日ごろまで収穫を続ける予定です。その後大きさに分けて選別して2月から注文先に発送する予定です。














