石川県輪島市に帰省していた新潟市の小学5年生の児童が、能登半島地震で亡くなっていたことが分かりました。

亡くなったのは新潟市内の小学校に通う5年生の児童で、新潟県や新潟市によりますと、9日に児童の家族から「石川県輪島市に帰省中で地震の被害に遭い亡くなった」と県に連絡があったということです。

この児童以外に新潟県外で地震の被害に遭ったという情報は入っていないということです。

新潟県内では新たな建物被害が判明し、新潟市以外での被害件数は1690棟に増えました。けが人の人数は変わりません。

上越市では津波による被害状況がまとまり、これまで判明していた床上浸水1棟に加え、14棟が床下浸水していたことが新たに分かりました。
すべて関川の河口部に位置する港町での被害で、関川を遡上した津波による被害だということです。