宮城県南部に住む70代の男性が通信局、警察官、検事を装った男らの電話に次々と騙され、現金およそ1160万円を振り込みました。警察が特殊詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと宮城県南部に住む70代の男性のもとに通信局職員を名乗る女から「あなたの固定電話は犯罪に使われている可能性があるため使用できなくなる」「警察から連絡があるので電話に出てほしい」などと嘘の電話がありました。

さらにその後、警察官を名乗る男から「預金口座が警察が逮捕した者によって悪用されている」「捜査のため、あなたの預金口座にあるすべてのお金を調べる必要がある」「一度警察で現金を預かる必要があるので、インターネット銀行の預金口座を開設してほしい」と電話があったため、男性は指示通りに預金口座を開設し、暗証番号などを教えたということです。

すると今度は、検事を名乗る男から作った預金口座に現金を振り込むように電話があり、話を信じた男性は、2023年10月19日から2日間、複数回に分けて金融機関で現金およそ1160万円を振り込んだということです。

その後、相手との連絡が途絶え、不安に思った男性が警察官を名乗る男から伝えられていた所属警察署に確認をすると、男がこの警察署にはいないことが分かったということです。また、インターネット銀行の預金口座からは現金が引き出されていました。警察が注意を呼びかけるとともに特殊詐欺事件として捜査を進めています。