杉の葉を燃やし屋敷に住みついた害虫などを煙で追い出す「煙いぶし」が、宮城県白石市の「検断屋敷」で今年初めて行われました。

白石市小原の県指定有形文化財「検断屋敷」では、今年初めての煙いぶし、「初いぶし」が行われました。囲炉裏で杉の葉を燃やすと白い煙が一気に室内に充満し、屋根や柱などをいぶしていきました。

初いぶしは毎年この時期に行われ、カメムシなどの害虫を駆除したり建物の腐食を防いだりする効果があるとされています。

小原地区活性化推進協議会 大浦正一副会長:
「萱を丈夫にする意味の初いぶしで、今年もうまくいったと思います」

検断屋敷は、江戸時代に宿場町の行政を取り仕切った旧木村家の住宅で、2003年に今の場所に移築され毎年3月から11月まで一般公開されています。

コロナ禍で激減した来場者数は、新型コロナの5類移行により、去年は以前の8割ほどにまで回復したということです。