沖合いの活断層帯はまだ動いていない…
富山大学・竹内名誉教授:「本震を出発点にして150キロにわたる大破壊が起きた。それによって放出されたエネルギーはだいぶ大きかったことは確か。ただし、余震の分布をみると、スパッと南西の端で止まっているような感じです。沖合にはまだ活断層帯が密集していますから、北半分だけ動いてこちらはまだ動いていないことが考えられます。大きなエネルギーは放出されたんですけど、この破壊が大きかっただけに連動はさらに時間をおいて起きる可能性がある」
竹内名誉教授は、能登半島地震で連動して動いた断層帯の南端の端の破壊が懸念されると言い、引き続き警戒が必要だとしています。