悩んだ日々にアドバイスしてくれた恩人は…メジャーリーグで活躍する元チームメイト

(頓宮裕真選手)
「不安は多かったっす。打った次の日も、打てなかったらどうしようって考えてました。試合中も不安ですよ。打てなかったらどうしようというか…必死ですね。必死にやれたので良かったです」

プロ入り後4年間の平均打率は2割2分8厘。自分の持ち味であった筈の打撃で伸び悩みました。そんな時、アドバイスをくれた恩人がいました。

(頓宮裕真選手)
「サードゴロなどひっかける打球が多かったり、ボテボテになったり、バットの先っぽに当たることが多かったりしたら『練習で何を意識すればいいですか?』...修正できる練習方法は教えてもらってました」

アドバイスをくれたのは、一昨年までチームメイトで現在はメジャーリーグ・レッドソックスに所属する吉田正尚選手。日本が誇る安打製造機の打席での考え方を学んだことで、自分の意識に変化が出たといいます。

ーいまはアメリカにいらっしゃるけど、そういったアドバイスをくれるんですか?
(頓宮裕真選手)
「そうですね。すぐ。連絡をするのは夜なので、試合終わってすぐに送って。朝には返ってきてくれるので、その日の試合の前の練習でアドバイスを試して。良い感覚に戻してもらえたので」

「いいバッター、成績を残しているバッターのバッティング練習って本当に『センター中心』に打ってますし。それを僕も真似して一年間、そこだけ真似しようと思って、いいイメージで試合には臨めました」