国内初の孤児院を岡山市に創設した石井十次。ゆかりの画家ら3人が手掛けた肖像画が倉敷美観地区の加計美術館で展示されています。

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肖像画の展示は、石井十次の生誕160年を記念して企画されたもので会場には合わせて3点が並んでいます。

手掛けたのは、いずれも洋画家で娘婿の児島虎次郎、十次の孤児院を資金面でサポートした大原孫三郎から支援を受けた満谷国四郎、それに、十次の取り組みに感銘を受けたという増田常徳さんです。

【画像②】

孤児のために奔走したその姿を3者3様に描いています。

(加計美術館 児島塊太郎館長 児島虎次郎の孫)
「石井十次のいろんな感情も含めた心の表現ができているように思います」

石井十次の肖像画は加計美術館で今月13日まで展示されます。