イブニングニュースでは、辰年に活躍が期待される岡山・香川ゆかりのアスリートや著名人に聞く「新春インタビュー」をシリーズでお送りします。
オリックス・パ・リーグ3連覇の立役者 頓宮裕真選手「やっとプロ野球選手の生活を送れた」
初回は、備前市出身で昨シーズン、プロ野球パリーグで首位打者に輝いたオリックス・バファローズの頓宮裕真選手です。その頓宮選手が今年掲げた大きな目標とは?
(オリックス・バファローズ 頓宮裕真選手/備前市出身)
「昨シーズン終わって、初めてこんなに長く試合に出たので、やっとプロ野球選手の生活を送れたかなと感じました」

(実況)「ホームラン!ホームラン!頓宮!ホームラン!ホームラン」
オリックス・バファローズの打撃の柱・頓宮裕真選手。備前市出身の27歳。パンチ力のあるバッティングが武器のスラッガーです。
けがで開幕は出遅れましたが、1軍に合流したあとは、その高い打撃力で猛牛打線をけん引。プロ入り5年目で自身初の首位打者に輝くなど、オリックス・パ・リーグ3連覇の立役者です。
(頓宮裕真選手)
「こんな成績になると思っていなかったですし、初めて規定打席にのってタイトルをとれたので。なかなか規定打席にのることも難しい中で、はじめて規定打席にのれたことが嬉しかったです」
ー地元・岡山からは連絡ありましたか?
(頓宮裕真選手)
「試合で活躍した日は、地元から『ナイスバッティング』とか連絡くれましたね」
備前市で生まれ育った頓宮選手。小学校時代に野球を始め岡山理大附属高校に進学後もチームの要として1年生の秋から活躍。「強打のキャッチャー」として注目されました。

亜細亜大学に進学後は大学の日本代表にも選ばれた頓宮選手。2018年、ドラフト会議でオリックスから2位指名を受け、プロの世界へ。
(頓宮裕真選手/当時)
「恩返ししないといけない、という気持ちも出来たので、もっと頑張れるかな。みんなに愛されるキャラに日本を代表するようなバッターになりたい」
大きな夢を抱いて入ったプロの舞台。しかし入団後4年間は思うようなプレーが出来なかったといいます。