記者が感じた課題 「情報収集の方法」「災害備蓄の場所」

(夏目キャスター)
当麻記者は、地震発生6日後まで取材をしていたということなんですが、生活に関わるインフラ、水や電気などはどういう状況だったんでしょうか。

(当麻記者)
地域によって差がありますが、指定されていない避難所には6日にやっと電気が届いたという情報もありました。
また、携帯会社の方が一生懸命頑張って少しずつ電波も戻りつつある状況なんですが、依然として多くのところで断水が続いています。

(大石アンカーマン)
今回は高齢化率の高い過疎地で地震が起きた時の恐ろしさを見せつけられたような気がいたします。

では、このように大きな地震が名古屋で起きたらどうなるのか。名古屋市には高いビルがたくさんあるので、その辺の耐震はどうなのかというのを今一度調べないといけないのかと思います。

(当麻記者)
今回のことで大きく2つ考えないといけないことがあると思っています。
まず1つは、電気もない、テレビもない、そしてスマートフォンも使えない場合にどうやって情報を集めるのか、これを改めて我々は考えないといけないと感じました。

そして2つ目は、これまでは家で災害に備えて食料などの備蓄をすすめられていたと思いますが、今回のように家が倒壊してしまった場合に、我々はどこに災害のために備えをする必要があるのか、この2点を考える必要があるなと感じました。

(夏目キャスター)
被災地の支援はもちろんですが、個人で自治体でいろんな対策が必要だということを考えさせられます。