能登半島地震からきょうで9日目です。今月(1月)2日から災害支援を行ってきた岡山県総社市の職員が現地の状況を報告しました。

報告を行ったのは、地震発生翌日の2日から石川県七尾市の被災地に派遣された総社市の職員3人です。
3人は、5日間にわたって現地支援のための情報収集や避難所の運営などを行ってきました。

職員からは「現地の被災者に水が届かない」「夜の寒さをしのげない」など生命に関わる喫緊の課題があることなどが報告されました。

(片岡聡一総社市長)「自分たちの市が被災したと思って、今だ、すぐだというものに対応できるように我々がサポートしていく」

総社市は、被災地の寒さ対策として、登山家の野口健さんとともに3500個以上の「寝袋」を明後日までに七尾市と輪島市に届けるということです。