能登半島地震で被害を受けた新潟市内の小中学校の多くで冬休みが終わり、9日から予定通り授業が再開しました。
新潟市 西区の立仏小学校の3年生の教室にも、友達と楽しそうに話す子どもたちの姿がありました。
【児童】
「クリスマス会したりとか従弟と雪遊びをした」
「クリスマスの後に誕生日がきてその間にお年玉もきて、おもしろかった」

およそ2週間の休みを楽しく過ごしたようですが、いつもと違う冬休みとなりました。
「カニ食べてる時に、急に(地震速報が)鳴って怖かった」

地震発生時、立仏小学校には一時およそ400人が避難。

今も校舎の一部の床はひび割れたままとなっています。

全校朝会で滝澤豊 校長は…
「楽しいお正月になるはずでしたが1月1日の夕方に大きな地震が起こりました。一日一日を大切に思う気持ちをもって生活をしてほしい」

子どもたちは、友達と元気な姿で再会できたことを喜んでいました。
【児童】
「みんな無事で本当によかったです。水とか大切にして過ごしていきたい」

「勉強どんどんむずかしくなるかもしれないから、自主学習いっぱいしたい」

新潟市によりますと、市内の小中学校の多くが9日に予定通り再開したものの、西区の坂井輪中学校では校舎の損傷が激しく、オンラインでの授業や、別の小学校の空き教室を使用して11日の再開を予定しています。
