地震発生から1週間が経ち、石川県内では様々な支援が行われています。

七尾市で避難所となっている小学校には、自衛隊が仮設の浴槽やシャワーを設営し、避難してきた人たちの癒しとなっています。

「正月の4時に地震があったから、それ以来だね。こんなに早く風呂に入れるとは思わなかった。感謝しとるわね、自衛隊の人には」

雪が降る中、自衛隊がおよそ10トンの水を運び、男女2つずつの浴槽を用意しました。ひとつの浴槽は、1時間弱でお湯が沸くということです。

午後3時からお風呂に入れるようになり、すでに120人以上が利用しました。きょうは夜9時まで利用できるということです。

さらに、この小学校では宅配ピザ店のキッチンカーが駆けつけ、焼きたてのピザを家族連れなど避難者に無料で配りました。

「めっちゃいい匂い。チーズとトマトの匂いがする」

引き続き、断水が続く被災地では、全国からの支援で少しずつ笑顔も見られるようになりました。