能登半島地震では大きな津波が沿岸部を襲いました。発生から1週間たち、その被害の一端が見えてきました。
津波のメカニズムに詳しい、中央大学の有川太郎教授です。津波による大きな被害を受けた石川県珠洲市で現地調査を行いました。
津波で住宅や車が流されるなどした能登半島の沿岸部にある三崎町。
有川教授によりますと、壁に残された痕跡や海藻が引っかかっている位置などから最大で4.5メートルまで海水が押し寄せたということです。
中央大学 有川太郎 教授(津波のメカニズムに詳しい)
「自動車や自動販売機など、この辺が全部流されているので、相当な勢いをもって流れてきたものと思う。高台で(波が)引いているところを見ているので、(到達まで)10分~20分はあったと推測する」
有川教授は調査を踏まえ、津波を引き起こした断層のずれについて調べるということです。
石川県は「津波被害の把握まで手が回っていない」としています。
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