1月8日は成人の日です。県内ではことし、1万5504人が新成人となり、大人の仲間入りを果たしました。

成人の年齢はおととしの法改正で18歳に引き下げられています。県によりますと県内で18歳の新成人となるのは、2005年4月2日から2006年4月1日までに生まれた1万5504人です。

市町村別でみると那覇市が2999人と最も多く、次いで沖縄市が1547人、うるま市が1417人となっています。一方、座間味村と渡嘉敷村には新成人がいませんでした。

県は、高校への進学で島外に住民票を移している影響などによるものだと推測しています。

一方、県内各地では7日、従来の成人式の年齢、20歳の門出を祝う式典が開かれました。

成人の年齢が18歳に引き下げられて以降も、県内すべての市町村では従来どおり20歳を対象に式典を開催しています。18歳は受験や就職活動と重なることなどが理由です。このうち沖縄市の式典では、晴れ姿の出席者が盛大な祝福を受けました。

式典の参加者
「20歳は大人の仲間入りみたいな感じなので、これからも精進していこうかなって思ってます」
「皆に優しく、明るい人生を歩めるような大人になりたいです」
「絶対立派な海上保安官になりたいと思います」

二十歳を迎える若者たちは、これから一層大人としての自覚や責任感を持って行動していきたいと表情を引き締めていました。