能登半島地震の被災地はあすにかけて大雪となる予想で、救助活動などへの影響が懸念されます。

石川県によりますと、これまでに確認された死者は、きょう午後2時時点で128人に上り、195人の安否が分かっていません。

強い寒気が流れ込んだ影響で被災地では朝から雪が降り積もり、地震で倒壊した家屋やがれきを白く覆いました。

石川県内ではあすにかけて平地でも大雪となる所があり、救助活動や復旧作業への影響が懸念されます。

また石川県は、能登地方での物資の輸送や孤立集落の解消に向けた作業を円滑に行うため、今夜9時から国道・県道合わせて7路線を全面通行止めにして、道路の集中除雪を行うことにしています。

なお、午後9時38分ごろ、石川県七尾市などで最大震度4を観測する地震がありましたが、津波の心配はありません。