能登半島地震で大きな被害を受けた石川県で医療支援を行うため、6日、日本赤十字社福島県支部は、医師や看護師などを被災地へ派遣しました。
被災地に派遣されたのは、福島市の福島赤十字病院の医師や看護師など8人です。8人は6日、日本赤十字社県支部の医療救護班の第一陣として、元日の能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市に入り、7日からけが人の手当てや避難者の巡回診療などを行います。

6日朝に行われた出発式で、渡部研一医師は「震災の経験を生かして、救護活動にあたる」と決意を述べました。
福島赤十字病院 渡部研一医師「13年前、私たちもたくさんの日本全国の方から協力をいただいたので、それを今の能登の方に少しでもお返しできるように、被災者に寄り添った救護ができるよう頑張っていきたい」
現地での活動は7日からの3日間で、1月中に第二陣、第三陣も派遣されるということです。

JNN・JRNでは、「令和6年能登半島地震の災害義援金」を実施しています。お寄せ頂いた義援金は全額、日本赤十字社を通じて被災地に送られます。皆様のご協力をお願いいたします。
口座名「JNN・JRN共同災害募金」
口座番号「三井住友銀行 赤坂支店(普)9830511」