参院選に背水の陣で臨んでいた社民党は、大分県内で比例票を積み重ねて健闘し、全国の得票率が2%を超え政党要件を維持しました。

社民党は今回の参院選で得票率が2%を下回れば政党要件が失われる崖っぷちの選挙戦でした。先月29日には福島党首が大分市で村山富市元総理と面会し、比例票の掘り起こしを進めていました。

(社民党県連合・久原和弘代表)「大分県では5%を獲得した。同時に全国では沖縄に次いで2番目になった。その成果はあった思います」

大分県内では今回、社民党の比例票が2万8000票を超え、得票率が去年11月の衆院選を上回りました。