地震被害に便乗した「悪質商法」が被災地で横行し、警察が注意を呼びかけています。富山県内では『今なら修理を無料にする』などといいながら、高額な屋根の修理を持ちかける不審な男の報告があり、警察が注意を呼びかけています。

このうち富山県東部の住宅には修理業者をかたる男が訪れ「あなたの家の瓦が外れそうになっていたので屋根の写真を撮りに訪ねた」「今なら無料で瓦の一部修復を行う」などといい、携帯電話で撮影した写真を見せて見積りを示したということです。

このほかにも「屋根の瓦がずれているから直してあげる」「今は大変な時期だから料金は無料でいい」などと修理を持ちかける男もいたということです。

警察は、家屋の無料修理を装い、後日高額な修理代金を請求する悪質な修理業者に注意するよう呼びかけています。

このほか、無施錠の住宅を狙った空き巣や、避難所での貴重品の置き引き、義援金や寄付金名目の詐欺にも注意し、不審に思ったら警察に相談するよう呼びかけています。