勤務時間中に公用車で立ち寄ったドラッグストアでおにぎりなど(346円相当)を盗んだとして、長崎市は5日付で28歳の女性職員を停職4か月の懲戒処分としました。

長崎市の会見「申し訳ございませんでした」

処分を受けたのは南総合事務所 地域福祉課の28歳の女性職員です。

長崎市によりますと、女性職員は去年11月勤務時間中に公用車で立ち寄ったドラッグストアでおにぎり2個とふりかけ、合わせて346円相当を盗んだということです。
発覚後、女性職員は店側に謝罪して代金を支払っていて「これぐらいいいのではないかという考えが頭をよぎった。自分勝手な行動で反省している」と話しているということです。
長崎市は女性職員を5日付で停職4か月の処分としました。

長崎市はこのほか情報公開の開示の範囲に不服があった場合に行う『審査請求』について、市の審査庁が弁明書の作成や送付、反論の機会の付与などの手続きを行わないまま裁決を行っていたケースが113件あったと発表しました。
今後、審査請求の研修を強化し、再発防止に努めたいとしています。