1日に能登半島地震が発生し、多くの人が避難所での生活を余儀なくされています。
過酷な避難生活では様々な病気の誘発が懸念されますが、おろそかになりがちなのが歯磨きなどの口内ケア。その影響で誤嚥性肺炎を引き起こす可能性もあると歯科医師は指摘します。物資の不足が深刻となる中、どのように口内環境を整えれば良いのでしょうか。
1日、石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生。多くの人たちが、先の見えない避難生活を送っています。

この時期の避難所での生活は、寒さによる「低体温症」や、食事や水分を十分に取らない状態で、車などの狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと、血行不良が起こり血液が固まりやすくなる「エコノミークラス症候群」などに注意が必要ですが、武本クリニック(鳥取県米子市)の武本医師は、他にも注意が必要な疾患があると指摘します。