2023年の12月は“過去最強クラス”とされる寒波が3度襲来し、青森市では、寒波と冬型の気圧配置の影響で、23日と24日に64cmの積雪となりました。
1991年から2020年までの積雪の平年値は25cmで、この時点では約2.6倍の量でした。
しかし、年末年始は穏やかな天気となり、1月3日の午前2時に9cmになり、平年値の35cmの4分の1ほどまで減少しました。
4日午後1時現在の青森県内の積雪は、酸ヶ湯141cm(平年比72%)、青森8cm(平年比22%)、三戸5cm(平年比45%)、五所川原4cm(平年比14%)、今別3cm(平年比13%)などとなっています。
こうしたなか、気象庁は4日に1か月予報を発表しました。
以下、『向こう1か月の天候の見通し 全国(1/6~2/5)』の内容の一部です。
【1か月予報・予報のポイント】
全国的に、寒気の影響を受けにくいため、向こう1か月の気温は高いでしょう。特に、西日本では期間の前半に気温がかなり高くなる所があるでしょう。また、向こう1か月の降雪量は東・西日本日本海側で少ないでしょう。
低気圧などの影響を受けやすい時期があるため、北日本日本海側の向こう1か月の降水量は平年並か多く、日照時間は平年並か少ないでしょう。
低気圧などの影響を受けにくいため、東日本太平洋側、西日本、沖縄・奄美の向こう1か月の降水量は平年並か少なく、日照時間は平年並か多いでしょう。