国の重要無形民俗文化財に指定されている岩手県宮古市の黒森神楽が新年の「舞い立ち」の神事を行い、能登半島地震の被災地の復旧と復興を祈りました。
宮古市の黒森神社に300年以上伝わる黒森神楽は毎年1月3日に「舞い立ち」の神事を行い三陸沿岸を巡る巡行をスタートします。3日は神社本殿の前で神様を権現様(ごんげんさま)と呼ばれる獅子頭に移した後舞いを奉納しました。黒森神楽の巡行は東日本大震災の後も絶えることなく続き、被災地の復旧・復興を祈願してきました。
(黒森神楽保存会・松本文雄会長)
「(被災地の)復興を祈りながら巡行をしてまいりたいと思います」
今年の黒森神楽の巡行は北回りで行われます。