22日、秋田県五城目町の県道で、自転車がクマとぶつかり、運転していた町内の60代の男性が大けがをしました。

警察によりますと、22日午後1時半ごろ、五城目町馬場目の県道で、町内に住む60代の男性が運転する自転車が、草むらから飛び出してきたクマとぶつかりました。男性はバランスを崩して転倒し、右肩関節の筋を断裂する重傷を負いました。その後男性は自ら警察に通報し、会話は可能で命に別状はありません。
ぶつかったクマは体長約50センチの子グマとみられ、その場から立ち去ったということです。
現場はJR奥羽本線の井川さくら駅から約20キロ東にある住宅が点在する山林に囲まれた地域で、警察は付近の警戒に当たり住民に注意を呼びかけました。