地震から一夜明け、新潟県内では2日午前10時半現在で18人がけがをし、建物の倒壊や液状化など被害が徐々に明らかになっています。

新潟市中央区では避難所で一夜を明かした人の姿がありました。

避難していた住民
「(津波注意報になったが)ご年配の方と一緒だったのと、夜帰っても寒いし大変なので、とりあえず朝までいようということで。電気は通りますしテレビは見れるしヒーターで暖かい環境だったので良かったと思います」

石川県能登地方で震度7を観測した地震。
新潟県内では長岡市で震度6弱を観測し、気象庁は県内全域に一時、津波警報を出しましたが、2日未明に注意報に切り替わり、午前10時にすべて解除となりました。

BSNのまとめでは2日午前10時半現在、18人がけがをしていて住宅など69棟に被害が出ています。地震から一夜明け、徐々に被害が明らかになってきました。

記者リポート
「土砂が崩れて道路を覆っているのがわかります」

上越市の国道8号では土砂崩れが発生し通行止めとなっています。

記者リポート
「新潟市西区中野小屋です。家が崩れています。道路をふさぐように瓦が散乱しています」

新潟市西区では建物が崩れる被害が複数確認されました。
また、西蒲区にある神社でも被害が…

参拝中に被災した70代男性
「2、3回揺れて(建物が)倒れたんですよ。もうちょっとで下敷きになるところだったんですけど」

また新潟市西区や中央区では液状化とみられる現象が広範囲に確認されています。交通などにも影響が出ていて、引き続き余震などに注意が必要です。