気象庁は1日午後4時10分ごろに発生した能登半島地震について、過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1~2割りあることから、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度7程度の地震に注意するよう呼びかけています。特に今後2~3日程度は、規模の大きな地震が発生することがおおくあるとし、同地域では、3年以上地震活動が続いているため、当面継続すると考えられるとしています。
また、津波注意報が発表されている地域、さらに冬期間であることから、青森地方気象台は防寒対策を考えた避難の準備も呼びかけています。
※青森地方気象台佐々木幸夫防災管理官「現在は青森県の日本海沿岸に津波注意報ということなので、海岸付近に近づかなければ、それほど津波の被害にあうことはないですが、今後、同じような地震が発生したり、地震の発生する場所によっては津波注意報ではなく津波警報が発表される可能性も、なくはないと思われます。この場合は今よりも陸地側に津波が押しよせる可能性があるので、今のうちから防寒対策をして、速やかに避難できるような態勢をとっておいていただくとよろしいと思います」