<名護(沖縄)0-59東福岡元日東大阪市花園ラグビー場>
前年度優勝校・東福岡の3回戦の対戦相手は沖縄代表の名護。2回戦で徳島・城東に勝利するなど成長著しいチームに対し、立ち上がりペースを掴むのにやや時間を要した東福岡だったが、前半9分、1年生でスタメン・左ロックで起用された古澤が、敵陣5mのラックから強烈な縦突進でインゴールに飛び込む先制トライ。初戦の半田に続き、またも1年生がまずは見せ場を作った。
そして、観衆を魅了するトライは23分だった。まず自陣22mライン外側でのマイボールスクラムからのプレー。
左展開でまずは15m程ゲイン、左隅のラックを起点に右に展開しトライまで持っていくのだが、これがFW陣によるバックスさながらのパス&ラン。右ロック坪根~右フランカー中山~左プロップ松枝~フッカー高矢~左フランカー高橋がトライ。中にはオフロードパスも見られた。
またこの試合、FW陣で初戦と同じスターティングメンバーは坪根と高比良の2人だけ。層の厚さを伺わせるシーンでもあった。逆にBK陣は初戦から3人入れ替え、ベストメンバーでスタートした。
後半には、キックも織り交ぜての攻撃も見せた東福岡。結局9トライ59得点で快勝し、2試合連続無失点でベスト8進出を決めた。
<佐賀工45-14目黒学院(東京第2)元日 東大阪市花園ラグビー場>
一方、赤・白・紺の段柄ジャージー・佐賀工。こちらは30日の初戦とリザーブも含めて全く同じメンバーで東京第2地区代表の目黒学院との対戦に臨んだ。
前半4分にナンバー8中川内が目黒学院ディフェンスを突破して先制トライ。18分に相手に1トライを許すが、21分には敵陣10mライン左中間ラックから展開し、パスを受けた右ウイング内田が絶妙なコース取りで駆け抜けトライを決める。
そして、27分には観客がどよめくシーンが。まず自陣からスクラムハーフの井上が50:22のルールを使い、敵陣22m奧めがけて巧みなグラバーキック。さらにマイボールラインアウトからモール形成、2フェーズを経てスタンドオフ服部がインゴール右隅めがけて距離感ピッタリのキックパス。フルバック川原が体をいっぱいに伸ばし、タッチインゴールギリギリのところでキャッチしたボールをグラウンディング。超高校級スーパープレーによるトライ。佐賀工は、キック精度の高さを存分に発揮しての勝利だった。
準々決勝は3日。試合後の組み合わせ抽選で、東福岡は茨城代表の茗溪学園と、佐賀工は愛知代表の中部大春日丘との対戦が決定。神奈川代表の桐蔭学園と合わせAシード3校は、互いに対戦することなくベスト4に進出する可能性も出てきた。
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