ことしも残りわずかとなり、糸満市の製麺工場では「年越しそば」の出荷がピークを迎えています。

沖縄の「年越しそば」といえばやはり沖縄そば!糸満市にあるサン食品の製麺工場では、今月26日から24時間体制で生産ラインを稼働させ、沖縄そばの製造にあたっています。

工場のスタッフは、ゆでたて熱々の繊細な麺を風に当てながら手作業で丁寧にほぐしたあと、袋に詰める作業に追われていました。

「年越しそば」は、大みそかに長く細い麺を食べながら長寿や健康を願う縁起物とされていて、サン食品ではちぢれ麺やゆで麺、平麺など様々な種類を製造しています。

サン食品営業部・下地寿幸主任
「精一杯おいしいおそばを作らせていただいているので、みなさんで、家族で、おいしいおそばを食べていただきたいと思っている」

サン食品では31日までの6日間で、県内外のスーパーや業務店などに出荷するおよそ75万8千食を製造する予定です。