南アフリカは29日、イスラエルがガザ地区で大量虐殺を行っているとして、国際司法裁判所に提訴しました。イスラエルはこれに反発しています。

南アフリカは国際司法裁判所への訴状で、イスラエルのガザ地区への攻撃は民族の大量虐殺の禁止を定めた「ジェノサイド条約」に違反している疑いがあると主張。国際司法裁判所に対し、ガザでの軍事作戦の停止などをイスラエルに命じる「暫定措置」を示すよう求めました。

これに対し、イスラエル外務省の報道官はSNSで「南アフリカが広めた名誉棄損を嫌悪感を持って拒絶する」と投稿。「イスラエルはテロ組織ハマスやハマスに協力的なテロ組織に対してのみ軍事行動を行っている」として、あくまでも国際法は遵守していると反論しました。

アパルトヘイト=人種隔離政策を克服した歴史を持つ南アフリカの政府は長年、パレスチナ側を支持していて、ラマポーザ大統領は10月のイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘開始以降、パレスチナとの連帯を重視する姿勢を明確にしています。