今年の夏の甲子園では、慶応高校が優勝を果たしました。丸刈りではなく、選手の自由な髪型も話題を集め、高校野球の新時代の到来ともされました。

tys NEWS DIG編集部では、正月休みに読んでほしい、注目の記事を厳選してお届けします。5年に1度行われる「ある全国調査」をもとに、高校球児たちの髪型に注目しました。(2023年7月放送 データ・肩書きなどは当時のもの)

華陵高校・長濱史弥キャプテン
「丸刈りの人がもう2~3人ぐらいで、ほかは全員丸刈りじゃない状態で」

高校野球といえば丸刈り?!

mix大調査、きょうのテーマは「変わりゆく高校野球、広がる”脱丸刈り”の動き」です。高校野球と言えば丸刈り!というイメージをお持ちの方もまだ多いと思いますが、少しずつ変化が生まれているようです。

5年に1度の「高校野球実態調査」

それが明らかになったのが、日本高野連が公表した5年に1度、硬式野球部がある全国の学校3818校を対象に行われている「高校野球実態調査」の結果です。髪型のほかにも全部で107個の質問項目があるので、手短に紹介します。

Q.休日の練習時間は平均何時間ですか?
10年前は「7時間以上」が1番多かったですが、今回は「4時間未満」が最も多く、練習時間が短くなってきていることが分かります。

Q.サッカー、バスケットボールなどほかの競技が、野球の人気を上回ると思いますか?
以前は「そうは思わない」「野球が1番だ」という意見が多かったですが、わずかここ10年で「他競技が上回った、上回る可能性がある」が増加しました。

野球人気を考えると、WBCの盛り上がりや大谷翔平選手の活躍は関係者にとっても喜ばしいことだと想像がつきますよね。