正月に食べることが多いのが「餅」。お雑煮、磯辺焼き、きな粉餅、ずんだ餅…地域によって食べ方は様々あります。お雑煮だけを見ても、すまし汁のところも味噌のところもあって、文化の違いが楽しめます。しかし、消費者庁は「モチに注意」を呼びかけています。高齢者の餅による窒息死亡事故は、『正月三が日に集中している』というデータがありました。

 消費者庁によりますと、2018~19年に、65歳以上が餅(もち)による窒息で死亡した人は計661人いました。事故のうちの282件(年間死亡者の約43%)が1月に集中、特に正月三が日は127件(約20%)と集中していて、餅を食べる機会が多い三が日に死亡事故が相次いでいることがわかります。