死後にAIが“福本作品”を作る未来 「それはそれで、あり」
故・手塚治虫さんの代表作、「ブラックジャック」が40年ぶりに少年チャンピオン誌上に登場した。AIと人間の共同作業で実現した今回のプロジェクト。
福本さん
「手塚先生のまんまで面白かったです。何も知らずに手塚先生の作品として読んだとしても、手塚先生が描いたように描けていたと思います」
AIなどの技術の進歩により、こうした「死後の創作」の動きが加速することが予想される。福本さんの死後、“福本作品”をAIが描くような未来についてはどう考えているのだろうか。

福本さん
「それはそれで、ありですね」
正直、予想外の答えだったが、その理由をこう説明してくれた。
福本さん
「世界が求めているってことでしょう?僕の世界みたいなものが永遠の命を持っているみたいな感じに近いかな」
“福本作品”は、キャラクターの数々の「名言」もファンに愛される一つの要素だ。AIがそうした「名言」など作家の世界観を再現する日も、そう遠くはないのかもしれない。
「報道の日 2023」では、福本伸行さんのインタビューのほか、「死後の創作」にフォーカスした特集を放送予定です。ぜひ、ご覧ください。
【12月30日(土)放送予定】
「報道の日 2023」(午前10時~午後5時半)
https://www.tbs.co.jp/houdounohi/