時間・金が家族には重くのしかかる

警察に頼れない中、父・陽平さんは民事裁判に訴えることに。

書き込んだ人物を特定するためにインターネット業者(プロバイダー)への個人情報の開示請求など手間も費用もかかった。

開示請求など書き込んだ人物を突き止めるためだけにかかった費用は45万円。

さらに損害賠償を求めて裁判となれば、訴訟費用もあわせ負担は100万円ほどに増える見込みだ。

「お金の問題ではなく、被害者が動くことで抑止力になれば…」と陽平さんは話す。

いまも書き込んだ人物との間で、訴訟を見据えた協議が続いている。