なぜ県に連絡しなかった?業者「コンクリ不足を隠すため」

12月8日に行われた和歌山県議会で、八郎山トンネルの施工不良に至った原因について質問が及びました。業者側からの連絡が少なかった点について、県担当者は「聞き取り調査に対して業者はコンクリートが不足していることを隠すためだったと話している」と明らかにしました。
八郎山トンネルめぐり今後の工法を検討する上で、専門家らの技術検討委員会が立ち上がっていますが、11月の会合で「施工時の測量がずさんで、ミスに気付いているのに修正せず、もとに戻していない」「ほぼすべてのコンクリート壁をはがして、安全性の確認が必要」となどの指摘が上がったということです。