拉致問題担当大臣を兼務する林芳正 官房長官が28日、新潟市を訪れ横田めぐみさんの拉致現場を視察しました。

拉致被害者・横田めぐみさんの母校、寄居中学校(新潟市中央区)を訪れたのは、拉致問題担当大臣を兼務する林芳正 官房長官です。

警察や花角知事らの説明を受けながら、めぐみさんが拉致された当日に友人と別れた交差点や当時住んでいた自宅付近などを20分余りかけて歩いてまわりました。

林芳正 官房長官
「この地で実際に拉致が行われたんだなと実感をいたしました。歴史上の事件ではなくて、今なお被害者が自由を奪われて、ご帰国できない状態が続いている現在進行形の問題であると考えております」

林官房長官は「全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく全力で取り組む」と述べました。