Q.議会や会議のなかで1つの懸案として、候補地の一部が遺跡に隣接しているということで、文化財の調査等で計画が遅延する可能性も指摘されていますが、仮に遺跡が出てきた場合の考えなどありますか?

今おっしゃった通りで、県病の近くとか、それから、もちろん運動公園の近くっていうのは、遺跡がございます。一部のエリアは、必ず工事をやる前に試掘をして調査することになっていますので、まずその時間が一定程度かかるということ。で、その結果として「そこはちゃんと遺跡調査を、発掘調査をしなきゃいけない」と言われる場合もありますし、または「十分注意しながらやってください」っていう場合もありますので、その結果次第で、工期が全然変わってくることになりますので。そこがどこまで時間を待つことができるか。時間をかけることができるか。そういったことも選考の条件になっていくとは思っています。

Q.先ほど「2030年できるだけ早く」という話があったなかで、このような話が出てることは選考の大きなファクターになるでは?と思いますが、いかがでしょうか?

(遺跡の調査に)本当に何年もかかるって話であれば、当然そこは適地とは言えなくなっていくと思いますし、その辺も含めて、ちゃんと考慮しながら最終的な結論を出していきたいと思います。

Q.現時点では市長の中で「ここ」っというふうに打ち出す中で、それ(遺跡のこと)は要素にはなってないということですか?

そうですね。どれぐらい時間がかかるかにもよる。先ほどの民有地を取得するんだって同じなんですけども。どれぐらい時間がかかりそうかという想定をして、そこからその…。何て言うんですかね。その選考条件にしていくということになると思いますし、そういった遺跡があるないっていうのも一つのリスクになりますし、あとは前から言われてる通り、災害のリスクがどれぐらいあるか。もしくはそれが、ちゃんと制御できるのかどうかっていうところも条件になっていくと思います。

Q.遺跡っていうのはあくまで一般論でということでよろしいですか?

一般論というか、もう確実に遺跡があることは、わかっている場所なので…。一般論よりは、もう少し具体論になっていると思います。