沖縄水産高校の生徒が自ら製作した水中ドローンの実技や、アイデアを競うコンテストで全国1位に輝き、27日に学校で優勝を報告しました。
沖縄水産高校エンジンクラブの1年生3人は、今月、神奈川県で開かれてた「マリンロボットコンテスト」に出場し、総合優勝を果たしました。

全国の水産・海洋高校から9チームが参加した今回の大会で、沖縄水産高校は、海のごみ問題解決にむけて機体を開発した点や、使用する部品を3Dプリンターで自作するなど、工夫と発想力が評価されました。
沖縄水産高校エンジンクラブ 黒島英留さん
「やっと報われたという気がして、とても安心しています」
沖縄水産高校エンジンクラブ 國吉良虎さん
「世界の人たちが海の中で簡単に使えるようなロボットを作っていきたい」

生徒たちは、海洋工学の知識と技術をもとに、試行錯誤を重ね機体の製作にはおよそ9カ月かかったということです。