ダイハツ工業の認証不正問題を受け、国内最大級の工場がある滋賀県は支援策を検討するほか、取引先の企業への影響を確認する方針です。

 ダイハツ工業では、車の安全性を確認するための衝突試験で、不正なデータを用いて国の認証を取得していたことが明らかになり、大阪の本社工場など国内と海外で生産している全車種の出荷を停止しています。

 このうち、滋賀県竜王町には国内最大級の「滋賀工場」があり、4000人を超える従業員が働いてているほか、周辺には関連事業者が多く存在しています。

 工場の操業停止が、地元の雇用や関連事業者に大きな影響を及ぼすことが懸念される中、県は27日、対策会議を開き、今後、出荷停止による影響や支援策を検討することを確認しました。

 具体的には、関連事業者への資金繰りの支援や雇用対策を行うほか、関係機関との連携を強めていくとしています。

 (滋賀・三日月知事)「ダイハツの竜王町の工場は長い歴史があり、多大な貢献をいただいた会社で、誇りに思っている。ただ、その工場で出荷停止という極めて深刻な状況に陥っていることを受けて、影響に構えておくという趣旨で会議を開催した」「ダイハツには4000人を超える従業員がいることから、工場停止による大きな影響があると思うので、影響が最小限になるよう、県として対応していきたい」

 滋賀県ではすでに、不正問題に伴う関連事業者の資金繰りや経営に関する相談窓口を設置しています。