東大阪市の花園ラグビー場できょう(27日)開幕した全国高校ラグビー大会で、香川代表の高松北が花園初勝利を飾りました。香川県勢としては22年ぶり2度目の勝利です。

2年連続15回目の花園出場となる高松北は、鳥取代表の倉吉東との対戦です。

試合開始早々、プロップの藤本が1人で倉吉東の中央を突破。これをキャプテン普門がトライし、高松北が先制します。

続く前半5分、今度は自陣でパスを受けたスタンドオフの中(なか)がそのまま1人でトライまで持ち込み、さらにコンバージョンキックも決めて14―0。リードを広げます。

ところが前半10分、夏までは野球部だった三浦が、タックルを受けて負傷するアクシデント。野球部員4人が加わってギリギリ15人の高松北は、1人少ない14人での戦いを強いられますが、「せとうち留学制度」で大阪から来ている普門や中らを中心に得点を重ね、悲願の花園初勝利をつかみました。

しかしながら、選手の負傷により2回戦は出場に必要な15人が揃わず無念の棄権となります。