不正承認問題が発覚したダイハツ工業。地域の子育て支援制度にも影響が出ています。

 12月26日までに国内にあるすべての工場がストップしたダイハツ工業。工場のお膝元では、地域ならではの結びつきから、ある子育てのサポート制度が支持されてきました。

 (工場がある池田市に住む人)「池田市は3人産んだらダイハツの車を使わせてもらえる(制度がある)ので。お友達も利用しているんですよ」
 (工場がある滋賀・竜王町に住む人)「もうすぐ2人目が生まれるし、車も買い替え時だから、制度を使おうかと思ってたんですが、どうしようかなって」

 滋賀工場がある竜王町では『2人目以上の赤ちゃんが生まれた家庭』に、本社のある大阪の池田市では『3人目以上が誕生した家庭』に、ダイハツ車を3年間無償で貸し出す制度があり、これまでに竜王町では31台、池田市では354台が提供されてきました。

 しかし今回の不正問題。ダイハツ側は「車両の安全性に問題はない」としているものの、竜王町と池田市は当面新たな申請は保留している状態です。

 12月27日に定例会見に臨んだ竜王町の西田秀治町長は次のように述べました。

 (竜王町 西田秀治町長)「不正は許されるものではありません。安全な車であるという保証がユーザーの皆さんに理解されないと制度の復活はない」

 一方、ダイハツの工場がある滋賀県は27日、雇用や関連事業者への資金繰りの影響などを確認するための対策会議を開きました。すでに相談窓口を開設していて、資金面でのサポートや雇用対策など、県として今後どのように支援できるか協議していくとしています。