今月18日から24日までの1週間の岩手県内1定点医療機関当たりのインフルエンザの感染者数は29.92人と2週続けて前の週より減少しました。警報を目安とする30人を下回るのは5週ぶりです。

県内に63ある定点医療機関の患者数の平均を保健所別にみると、久慈が97.5人で最も多く、奥州48.86人、一関40.14人、大船渡31.8人の順に続き、最も少ないのは釜石で5.67人でした。盛岡市は20.36人です。
県全体の平均は29.92人で前の週より2.34人減り、2週続けて前の週より減少しました。警報の目安となる30人を下回るのは先月13日から19日の週以来5週ぶりです。
感染状況は注意報レベルですが、保健所によっては警報級となっていることから、県は人の往来や接触する機会の増える年末年始を迎え、外出を控えるなど感染対策を徹底するよう呼びかけています。
一方、新型コロナウイルスは県全体の平均(今月18日~24日)が3.84人で、前の週と比べて0.58人増えて、2週ぶりに増加に転じました。保健所別にみると、多い順に二戸が7.33人、奥州が6.57人、県央が4.78人、盛岡市が4.55人、大船渡が3.20人と続いています。
県はインフルエンザ、新型コロナいずれも発熱といった症状に不安がある場合、24時間対応の「いわて健康フォローアップセンター」(電話0570-089-005)へ相談するよう周知しています。